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【恋は雨上がりのように】あきらは男のコンプレックスを癒す存在

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【恋は雨上がりのように】あきらは男のコンプレックスを癒す存在

 前回は「私の少年」というマンガを元に「女だって、自分を肯定してくれて、純粋に求めてくれる存在を欲している」という記事を書きましたが、今回はマンガ「恋は雨上がりのように」を元に「男性が求める女性像」について書いていこうと思います。

 

【恋は雨上がりのように】あきらは男のコンプレックスを癒す存在

出典:Amazon

 

マンガ「恋は雨上がりのように」は女子高校生のあきらを主人公にした恋愛物語です。あきらが恋をしているのはバイト先であるファミレスの店長をしている45歳のさえない中年男性。周りから「なんで?」と言われることもあるのに、あきらは一心不乱に店長を思い続けます。

 

恋は雨上がりのように」を知らない方のために軽く登場人物の紹介をします。

 

先ほども紹介しましたが、主人公のあきらは女子高校生です。長くてキレイな黒髪が特徴で、性格はクールで不愛想。表情が乏しく寡黙なため怖く思われがちですが、他人を思いやる気持ちをもった優しい美少女です。

 

あきらの想い人である店長は、45歳になる中年の男性です。人当たりが良くお人よしな性格ですが、十円ハゲがあり、体臭もきつく、社会の窓が全開になっていることがよくあるため周りから「さえない」「たよりない」「情けない」とあまり評価はよくありません。喫煙者で、バツイチ子持ちです。

 

では本題に入ります。

 

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あきらは男のコンプレックスを癒す存在

 初めて「恋は雨上がりのように」を読んだ時は絵柄などの関係で女性向けのマンガだと思ったのですが、読み進めていくうちにこれは男性の心を癒すマンガなのではないかと思いました。

 

恋は雨上がりのように」に登場するあきらの想い人・店長はごくごく一般的なそこらへんの中年男性と大差ありません。いや、むしろそこら辺の中年男性よりも周りからひどい扱いを受けているかもしれません。

 

店長は1巻の時点から「さえない」「頼りない」「情けない」と周りの人たちから思われていて、それを自分でも知っています。店長と言う肩書きを持っていますが尊敬はされておらず、見下されていることが多いです。

 

そのためパートとして勤務している久保に頭ごなしに怒られたり、あきらと同級生のウェイトレス・ユイにも「店長はクサいから嫌だ!」と言われてしまう始末。たぶん同じ人間だと思われてません。

 

【恋は雨上がりのように】あきらは男のコンプレックスを癒す存在

出典:恋は雨上がりのように(1)

 

恋は雨上がりのように」はkindleでの購入ではなく、紙媒体を購入してるため画像が歪んでいてすいません。 

 

 十円ハゲはクレームに頭を下げ続けた結果できたものだし、体臭だって年齢的にもしかたがないこと。でもその「しかたがないこと」を周りは受け入れてくれません。

 

私が思うにこの店長はとても真面目で頑張り屋さんです。毎日毎日不満を顔に出すことなく頭を下げ続け、周りを気遣って、頑張って笑顔を作って生きている。それなのに誰からもその頑張りを認めてもらえず、空回りばかり。

 

店長がいつからこのような扱いを受け始めたのかは描写されていませんが、たった半年でもこういった扱いをされれば誰でもコンプレックスの塊になります。

 

周りからの罵倒をそのまま受け入れ、「自分はさえないんだ」「自分は頼りないんだ」「自分は情けないんだ」と自分の価値を見失ってしまいます。

 

しかしそんなコンプレックスの塊と化した店長の前にあきらが現れます。

 

あきらは必死に店長に好意を送ります。「店長が好き」「店長はステキ」とつたないなりに伝え続けるのです。

 

でも店長はそれに気づきません。あきらが自分をじっと見つめるのは蔑んでいるからだと感じ、あきらからの告白も「どっりきかも」と信じることができない。

 

【恋は雨上がりのように】あきらは男のコンプレックスを癒す存在

出典:恋は雨上がりのように(1)

 

 コンプレックスの塊と化した人ってなかなか自分への好意に気づくことができません。なぜなら「自分を好きになる人なんていない」「自分は蔑まされる存在だ」と思い込んでいるからです。

 

私の友人にもコンプレックスの塊と化した女性がいるのですが、男性にアタックされた時に「(相手が)悪趣味すぎる」「どうせ、冗談」と言っていました。たぶん相手を受け入れて、傷ついたりバカにされるのが怖いんだと思います。

 

そして「恋は雨上がりのように」の店長の場合だと、あきらが若すぎるということも原因です。女性は年上が好きというのは周知の事実ですが、それにしても年が離れすぎています。

 

もちろん「おじさんが好き」という女性も多くいますが、ほとんどの女性が離れていても10歳ぐらいまでの男性を恋愛対象として見ています。もしくはテレビに映ってるようなとてつもなくキレイなおじさんじゃないとそういう対象として見れません。何故なら父親を重ねてしまうから。

 

だから店長からすればあきらが自分に恋愛感情を抱いているなんて「ありえないこと」なんです。

 

しかし例えハゲていても、万年店長の冴えない中年男性だとしてもあきらの気持ちはかわりません。デートでほったらかしにされても、あきらは怒ることなく店長に好意を伝え続けます。

 

【恋は雨上がりのように】あきらは男のコンプレックスを癒す存在

出典:恋は雨上がりのように(5)

 

「こんな俺でいいの?」と尋ねた店長に「そんな店長だからです」と真っすぐに好意を伝えるあきら。

 

この「そんな店長だからです」というセリフには、「ダサくて、頼りなくて、かっこわるいあなただからこそ好き」「ありのままのあなたを受け入れている」という意味もあります。

 

コンプレックスを持っている人ってそれをどうにかしようと思いながらも、心の奥底で「どうにもできない」と思っている人が多いです。だからこそ自分の存在を認めて「自分には価値があるんだ」とコンプレックスをはがしてくれる人の存在を心のどこかで期待しています。 悪い言い方をすれば努力をせずにコンプレックスをなくしたんです。

 

あきらはゆっくりとですが店長のコンプレックスをはがしてきました。何度も態度や言葉で「好き」だと伝えることで、店長に「自分には価値があるのだ」と思わせてくれたのです。

 

そのため店長はやっと「自分には好意を向けられるだけの価値がある」と思うことができ、あきらの恋愛感情を受け入れることができるようになります。

 

そして人生に希望をもち始めます。その変化として、ずっと書いていなかった小説を再び書き始めたり、疎遠になっていた旧友との再会も果たしました。

 

 たった一人でも自分を求め、ありのままを受け入れてくれる存在ができれば、人は大きく変わることができます。何かを始めるのにも勇気がもてるし、毎日がキラキラと輝かしくなり未来に希望が持てるようになります。そう、まるで「何者にもなれる、なんでもできる」と思っていた子供時代のように。

 

だからそんな喜びや希望を与えてくれたあきらに店長はずっと感謝し続けるでしょう。そしてあきらは店長の記憶の中で「忘れられない人」となるのです。

 

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まとめ

 「他人をありのまま受け入れるのは難しい」というのが私の意見ですが「好きな人ならありのまま受け入れられる」とも思っています。

 

実際に好きになった男性ならばダサいところもかっこわるいところも「可愛い」と受け入れる女性は多いです。例え周りから見たら最低の男性でも、恋心を挟めば理想の男性として見ることができるのが恋愛というものなのでしょう。

 

恋は盲目というように、あきらは店長に盲目です。だからこそ店長のすべてを受け入れることができる。はっきり言ってこれは片思いの時期特有のものです。

 

あきらの気持ちに店長が答え、めでたく結ばれた時、冷静になったあきらは店長をどう見るのでしょうかね。

 

個人的にはマンガという非現実的な世界なので、二人には幸せになってほしいと思います。

 

 

参考にした本

 

【恋は雨上がりのように】あきらは男のコンプレックスを癒す存在

恋は雨上がりのように(1) (ビッグコミックス)
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